白内障手術
Cataract Surgery

白内障手術について

見えにくさを感じたら、白内障かもしれません

白内障は、加齢などにより目の中の「水晶体」が濁ってくる病気です。
「かすんで見える」「まぶしい」「視力が落ちた」と いった症状が少しずつ進行し、日常生活に支障をきたすこともあります。
白内障は、進行した場合でも手術によって視力の回復が期待できる病気です。
当院では、患者さま一人ひとりの目の状態やライフスタイルに合わせた治療をご提案しております。

当院の白内障手術の特徴

■日帰り手術に対応
当院では日帰りでの白内障手術を行っており、入院の必要はありません。
手術時間は片眼で5-10分程度、局所麻酔で行いますので、痛みはほとんどありません。
■高性能な手術機器と清潔な手術室
最新の超音波乳化吸引装置と手術用顕微鏡を備えた手術室で、安全・正確な手術を行います。
術後感染リスクを抑えるため、衛生管理も徹底しております。
■多焦点眼内レンズもご相談いただけます
ご希望に応じて、多焦点眼内レンズや乱視矯正レンズ(トーリック)などの選択も可能です。
見え方の質や眼鏡の使用頻度を考慮し、丁寧にご説明いたします。

手術までの流れ

手術機器について

Leica Proveo 8(ライカ・プロベオ8)について

白内障手術では、手術用顕微鏡の性能が手術の精度に大きく影響します。
当院では、世界的にも評価の高い手術顕微鏡「Leica Proveo 8(ライカ・プロベオ8)」を導入し、より高精度な手術を可能にしています。
鮮明で広い視野、そして高いコントラスト性能により、繊細な眼内の構造を正確に把握できます。

白内障手術機材ライカ・プロベオ8
光学式眼軸長測定装置「OA-2000(Tomey社製)」について

当院では、白内障手術の精度を高めるために、最新の光学式眼軸長測定装置 OA-2000 を導入しています。
この装置は、目の奥行き(眼軸長)や角膜の形状などを高精度に測定することで、手術後に使用する人工レンズ(眼内レンズ)の度数をより正確に算出することができます。

OA-2000の特長
  • ●非接触で痛みのない検査
  • ●高精度な眼軸長測定による眼内レンズ度数計算
  • ●多焦点レンズ、乱視矯正レンズ(トーリックレンズ)選択にも有効
白内障手術機材OA-2000

よくあるご質問

視力が低下して日常生活に不自由を感じるようになったタイミングが一つの目安です。
検査結果と症状をもとに、適切な時期をご案内いたします。

基本的には片眼ずつ手術を行い、1〜2週間の間隔を空けてもう一方の目を手術します。

手術当日から「明るく見える」ようになる方が多いですが、
見え方が安定するまでに数日〜数週間かかる場合もあります。

安心してご相談ください

当院では、白内障手術に精通した医師とスタッフが対応し、安全・確実な治療を心がけております。
「手術は不安…」「親のことで相談したい」といったご相談でも構いません。
どうぞお気軽にお問い合わせください。